2020年05月27日
ココロの栄養
ハッとさせられました。
「今、コロナとりあえずお疲れ様パーティーをしてます」
先日、とあるデイサービスの管理者の方と
オハナシした際に聞いたこの言葉
詳細はこう、
このデイサービスはコロナ対策として感染予防のため、
介護スタッフのシフトを調整したり
サービス利用者さんの利用控えがあったり
経営的にも大変厳しい状況を過ごされてきたそうです。
それも自粛が緩和されてきて平常運転になりつつあるのを
皆でお祝いしよう!とのことでした。
こちらのデイサービスに限らず
新型コロナウイルスの影響で経営に打撃をうけ
ご苦労されているのがほとんどの事業所の実情かと思います。
そんな中のこのアクションです。
その後、SNSでアップされた画像を拝見すると
活き活きした表情の利用者の様子が!
感激しました。
「ココロの栄養」をたっぷりとっている人々
それを提供している人々の息吹が聞こえるようでした。
カラダとココロの衰えや、病気・障がいを背負い生活している
利用者の方の生活、
どんな状況下においても
誰にでも時間は平等に過ぎていきます。
ただ、その生活はいつ終わりがくるかは誰にもわかりません。
おそらく過ごし方は千差万別
辛い、苦しいと過ごすのか
嬉しい、楽しいと過ごすのか
これは
本人の心持ちが大前提ですが
周囲の働きかけ、環境にも左右されることは間違いありません。
生きるために
カラダの栄養は食事で取れます。
では、
自分らしい生活をするために
ココロの栄養はどうすればよいのでしょう。
高齢者アクテビティ開発センター代表の多田氏はこういっています。
介護職は
「心の栄養士」だと。
まさにそうではないでしょうか
介護職は食事・入浴・排泄の介助だけをしていればよい
という時代はとうの昔に過ぎました。
生活に触れる専門職として
利用者に向き合うことスキルが必要となります。
自立支援や自己決定などの概念も必要ですが
「ココロの栄養」を届ける存在として介護職がいるのかと、私は思います。
冒頭に書いたデイサービスは管理者の方は
パーティーを開くことで
利用者の方、介護スタッフ、そして、管理者ご本人も
「ココロに栄養」を補給されていました。
デイサービスの運営の様子から
常にこの姿勢が根底にあるように見えます。
きっと、お人柄なんでしょうね。
この部分に共感していただける方が
介護サービスを選ぶ利用者・家族
職場を探す介護スタッフの立場になったとき
最大のポイントとして
「ココロの栄養」を与えてくれそう!
という視点も良いかもしれませんね。
介護職として
利用者の方の「ココロの栄養」になるのはなんだろう?
こう考えると働く方も
ワクワクしてきませんか?
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