2020年09月06日
介護の未来

介護人才育成について大切なお話を
(主観も入ってますのでご了承ください)
今からちょうど12年前、みなさんは何をしていましたか?
2008年9月、アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻しました。
それをきっかけに世界的規模で金融危機が発生しました。これが『リーマンショック』です。
日本でも翌年2008末に派遣切りといった現象が起こり「年越し派遣村」という仮設の宿泊所が
話題になりましたね。2009年7月の完全失業率は6年振りに5%を越え5.7%を記録しています。
(2020年7月 2.9%)
その時期に国は介護分野への就業支援策を強化しました。
資格を取得し異業種から介護職へ転身した方の雇用が促進される結果となりましたが、
その当時介護現場は混乱したと言われています。
それまで新人職員と言えば社会人経験の無い新卒が多数を占めていました。
社会人経験のある人材には、それまで通用したの主従関係、いわゆる年功序列や
年上が年下を指導する前提が通用しなかったのです。つまり、元々介護現場は
育てる人を育ててなかったので(年功序列に甘えて)育成体制が構築されず、
目の前に起こる課題に追われることとなりました。
結果、年下が年上に指導する逆転現象が起こり、育成スキルの無い現場は疲弊しました。
時は流れ、2020年は『リーマンショック』以上の変革の時と言われています。
介護業界も価値が注目され異業種から転身される方も増加しつつあると言われてます。
いま介護現場に必要なのは介護人材を育てること。
その一点です。
異業種からの転身、海外人材の参入、ICT化、凄まじいスピードで変革の波が押し寄せています。
介護業界に限らず社会全体がその渦に巻き込まれている感があります。
しかし、本質はただ1つ
介護の質は進化します。
介護人材の質が介護サービスの質を左右し、介護を受ける方の生活をも左右するのです。
2040年、未来の介護はどうなっているでしょうか?
いま何をすべきなのでしょうか?
私はいま出来ることをあなたと一緒に考えていきます。
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Posted by ケアワーカーヒカル at 19:00│Comments(0)
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